2024年皐月賞予想

 

「今年のクラシックはエピファとキズナだ!」

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競馬って難しいよな。

買い方が下手なだけか?

 

今週は皐月賞です。

張り切っていきましょう。

 

今回の予想の起点はシンエンペラーです。

今回出走するメンバーの半数と直接対決をしています。

しかも、どのレースも右回り2000mでペースが流れたレースで直結しそう。
ということで、シンエンペラーに勝てそうな子は誰かという観点で予想しました。

 

ペースや展開、馬場も今回は一旦無視します。

ぶっちゃけ半数ぐらいの馬が半年後には重賞戦線から姿を消します。

適正にマッチする馬よりも、能力がある総合力が高い馬を狙っていきます。

 

さぁ、本命馬と相手に買う馬4頭を紹介します。

まず相手に買う馬から。

 

頭目レガレイラ

G1馬ですし、ホープフルSのレコードホルダーでもあります。

彼女のストロングポイントは適当にYouTubeで調べてください。

不安点を挙げておくと、この馬スタートがあまり上手ではありません。ホープフルSでもゲートを出て内側に思いっきりよれています。この時はゲートとゲートのつなぎ目が内側にあり、スペースがあったから接触はなかったものの、他の馬番であれば他馬と接触していた可能性があります。

久々の競馬で出遅れる可能性が結構あるかなと思い、本命にはできなかった感じです。

鞍上がなかなか発表されなかったことは、そこまで気にはなりません。北村Jにも早い段階から話をつけていたと思いますし、1週前追いで調教にのっていますからね。ルメールJであるという加点がなくなっただけで、この娘自身にケチがつくものではありません。

 

頭目アーバンシック

血統表を見ていただけたらわかる通り、ほぼレガレイラです。

レガレイラを評価した以上、買わざるを得なくなった感じです。

この子は百日草特別でのパフォーマンスが良かったと思っています。

後半4Fを加速ラップで進んだ後傾ラップのレースを最後方から差し切っています。

感覚的なものになりますが、スケールを感じて追い続けましたが・・こんなに人気すると思ってなかったですね・・・。

あと武史が選んだというのも大きいです。

アーバンシックは前哨戦を使わず、直行ローテで皐月賞に行くと京成杯後に発表していました。その後、弥生賞が終わり皐月賞での乗り馬を各陣営が続々発表した中、アーバンシック陣営はスプリングSが終わってから武史で行くと発表しました。武史は他にもルカランフィーストがいましたからね。気性がまだ幼いこの馬に継続騎乗してくれるのはでかい。

ただ、3月末に入厩した時放馬しており、左腕が腫れたところまでいったそう。

ちょっと心配です。

 

頭目ミスタージーティー

「買って応援したい」ではなく、強い馬だと思っているから買いたいと思っています。

ホープフルS共同通信杯では不利があり、見直せる内容。権利を勝ち獲った若葉Sではかなり余力があるように見えます。

今の中山競馬場は直線はまだまだ綺麗な内有利。一方コーナーは内が荒れているため外有利になっていると考えています。

2024年 ニュージーランドトロフィー(GⅡ) | エコロブルーム | JRA公式 - YouTube

先週のレースですがコーナーでは芝の塊が飛び散り、直線はラチ沿いも綺麗な色をしています。

つまり荒れた馬場を苦にしない馬は、他馬が外に回すコーナーをロスなく周り、直線では綺麗な内側をそのまま走れるわけです。ミスタージーティーは荒れた馬場を苦にしないドゥラメンテ産駒。ペースが流れて外差しが決まる中、内から指すことができるのはこの子だと思っています。

 

相手に買う馬最後の4頭目ジャスティンミラノです。

今年も様々な路線から勝ち上がった馬が揃いましたが、一番メンバーレベルが高かったのが共同通信杯だと思っています。

超スローになったため上がり勝負になったわけですが、逆に言えば上がり勝負で0.2秒差つけて勝ったということであり、能力の証だと思っています。

そもそもエフフォーリアなんかも始まる前はスロー専用機なんて言われていました。ハイペースの経験がないのはキャリアが浅いからであり、去年なんかはスロー経験しかない馬が123でしたからね。「ハイペースだったし、同じ重馬場だったから本番につながる!」と言われていたスプリングS組はみんな飛びました。

 

あと、キズナです。

 

 

本命馬を紹介する前に、データを少々。

皐月賞は重賞勝利実績がある馬が好走しやすいです。

馬券の軸には重賞馬かもしれません。



 

閑話休題

皐月賞の私の本命馬は、ビザンチンドリームです。

そうです。エピファです。

きさらぎ賞ではメンバーに対してしょっぱい勝利にも思えますが、大外をぶん回した乱暴なレース運びで勝ち切ったことを評価しています。

あと、ムルザバエフJが乗るというのもいいと思っています。

外国人Jが短期免許を取るには条件があります。長いし複雑なので省略しますが、来年にも短期免許を取るためには今週までに日本のG1で2勝する必要がありました。詳しくは調べてみてくださいね。

で、僕はムルザバエフは今回、拘って世界中で騎乗しているドゥラエレーデ(フェブラリーS)と、新馬戦の時に跨ったビザンチンドリーム(皐月賞)で取るつもりだったのではないかと思っています。ちなみにムルザバエフJの来日は、フェブラリーSの週から皐月賞がある今週までとなっています。

 

ここからは推測の話になります。

ビザンチンドリームはノーザンファームの生産馬なのにもかかわらず、吉田和美さんが馬主となっています。この点に違和感を覚えます。吉田和美さんはあの天下のノーザンファームの代表吉田勝己さんの奥様です。つまりノーザンファームの身内です。よって、ノーザンファームの有力馬は自分たちのサンデーやシルク等のクラブ所有馬として育成され、そのほかはセレクトセールによってセリにかけられます。吉田和美名義の過去の馬を見ても、キンシャサノキセキやモーリス等のG1馬が複数いますが、その中にノーザンファーム生産馬は1頭もいません。「この馬ええやん。私の馬にしちゃお。」ということがないということだと思っています。

でもビザンチンドリームはノーザンファームの生産馬なのにもかかわらず吉田和美さん名義となっています。これは、ビザンチンドリームは訳ありの馬だったのではないかと推測しています。言葉を選ばずにいうと、競争馬として売り物にならなかったから引き取ったということです。

例えば、小さかったり細かったりで見栄えが良くなかったり、病気や怪我を持っていたのかもしれません。クラブ馬にすれば評判が下がりかねず、セレクトセールでも売れない、だから買い取られたのではないでしょうか。

でもビザンチンドリームは新馬戦を圧勝し、のちにG1を勝つサトノダイヤモンドよりも早いタイムできさらぎ賞を勝ちました。これは、若い時からガンガン成長するエピファネイア産駒の特徴がでた結果だと思っています。

エフフォーリアやデアリングタクトのように幼い頃から成長できた。だから競走馬として出遅れても、クラシックに出走するようになるまでまくることができたと考えることができます。そして、もしそうだった場合、ビザンチンドリームの成長曲線は今がピークである可能性が高く、競争馬としてすでに完成していてもおかしくはありません。

ビザンチンドリームの幼駒のころの記事とか探していたのですが、見つけることができませんでした。本当のことは当事者の間でしかわかりません。あくまで私の妄想です。悪しからず。

 

 

皐月賞は1番早い馬が勝つ」と言われていますが、ビザンチンドリームは皐月賞に出走する中で、1番早い馬です。

 

 

生まれるのが笑。

 

 

 

 

私は賭けます。貯金と生活を削って。

馬は走ります。斤量と想いを背負って。

 

おしまい

 

2024年桜花賞予想

 

あなたは今、繁殖牝馬を1頭持っています。

海外の零細血統で、どんな種牡馬でもつけられそうです。

どの種牡馬、つけたいですか?

 

イクイノックスを出したキタサン?

初年度からG1馬を出したスワヴ?

期待のコントレイル?イクイノックス?

 

これらの候補はここ1、2年の成績から考えたものです。

では、今年のクラシックを走る馬たちが生産された時、どんな種牡馬がどんな評価をされていたのでしょうか。

 

ということで桜花賞、張り切っていきましょう。

 

結論から言うと、今年のクラシックはエピファネイア産駒を買うべきだと考えています。

 

 

今年クラシックを走る世代は2020年春に種付されて生産された世代です。

つまり、2019年の競馬を見て生産された馬になります。

 

エピファネイアの初年度産駒は、2019年にデビューして、2020年にクラシックを走りました。

無敗の三冠馬デアリングタクト、コントレイルに迫ったアリストテレスなどがこの世代のエピファネイア産駒に当たります。

そして、エピファネイア産駒は、デビュー初年度の2019年に勝馬率が3割を超えています。

これが、今年のクラシックでエピファネイア産駒を買うべきだと思っている理由です。

 

今年、スワヴ産駒の種付料金が大幅に上がって話題となりました。

具体的に言うと、200万円から1500万円になっています。

初年度産駒からいきなりG1馬が出たこともあります。

でも「いやめっちゃ上がるやん」と思った訳です。

ちなみにスワヴ産駒も、初年度産駒がデビューした2023年の勝馬率が3割を超えていました。

 

あ、勝馬率とは文字通り出走頭数のうち、勝利した馬の割合です。

つまり初年度産駒の成績は、ほぼ新馬・未勝利戦となりますから、初年度産駒の勝馬率は、デビューした馬のうちどれくらい勝ち上がったかを示す指標になります。

 

そして「初年度産駒の勝馬率が3割」、これが種牡馬としての一つの指標になると私は考えています。

 

理由1つ目は、そもそも勝ち上がり率が3割を超えることが滅多にないためです。

近年のリーディングサイアー上位勢で初年度産駒の勝馬率が3割を超えていた馬です。

サンデーサイレンスディープインパクトが頭1つずつ抜けている感はありますが、スワヴはこれらの種牡馬と肩を並べられる成績になっています。

大幅な種付料アップにも納得です。

一方、初年度産駒の勝馬率が3割を切ってしまった種牡馬たちです。

でも初年度産駒にG1馬が出ていますし、種牡馬としては大成功と言っていい名種牡馬たちです。

わかっていただきたいのは、初年度産駒の勝馬率が3割を超えるのは、名種牡馬にとっても難しいということです。

 

理由2つ目は、初年度産駒の勝馬率が3割を超えたとき、その直後生産された仔からG1馬が出ているからです。

サンプル数が少ないですが、初年度産駒が2歳戦を戦っただけの結果を見て生産された産駒から、G1馬が出ていることがわかります。

推測の域を出ませんが、「この勝ち上がり率は異常だ。少し牝馬のグレードを上げてみるか。育成や研究に時間を割いてみるか」と馬産地で評価された結果だと思っています。

そして今年のクラシックを走るエピファネイア産駒は、「初年度の2歳を見て」の世代にあたります。これが、今年のクラシックはエピファネイア産駒を買うべきだと考えている理由です。

ちなみに、ドゥラメンテの「初年度の2歳を見て」に、来年のクラシック世代が該当します。

POGとかにどうでしょう。ラストクロップですし。

 

もちろんですが、初年度産駒がクラシックを走った後で生産された馬の成績もいいものになっています。

初年度産駒にクラシックG1馬が出なかったハーツ産駒にだけ、クラシックを見た直後に生産された世代にG1馬がいないという、いかにもそれっぽい結果になっています。ハーツ産駒は晩成型が多いですからね。

先週の大阪杯ではベラジオオペラが勝利しましたが、彼はアーモンドアイの三冠を見た直後に生産された世代です。

訳あって現4歳世代を最強世代だと思っていますが、その中でもベラジオオペラを1番評価した理由はこれです。

 

社台スタリオンステーションのHPでは各種牡馬の種付料をみることができます。

2019年のエピファネイアの種付料は250万円だったのに対して、2020年には500万円と大幅アップしています。ドゥラメンテ(600万円→700万円)、キタサンブラック(400万円→400万円)と比べてみても大出世していることから、初年度産駒の勝ち上がり数を見て、産地での評価が上がった結果だと思っています。

 

ということで、今年のクラシックを走る世代は、産地でエピファネイアの評価が大きく上がった年であり、今年のエピファネイア産駒には例年とは一味違った馬たちがいるのではないかという考察でした。

 

今年クラシックを走る主なエピファネイア産駒は

ステレンボッシュ

イフェイオン

ダノンデサイル

ビザンチンドリーム

です。注目です。

 

ちなみに、調べてみましたがやっぱりスワヴの200万円→1500万円は異例です。

今年種付される産駒は2027年デビューになります。

覚えてられるかな・・・。

 

あと、キズナも種付料が大きく上がっています(350万円→600万円)。

エピファネイアと同年に種牡馬デビューしているので、今年のクラシック世代が初年度産駒の勝馬率を見た直後の世代となります。

勝馬率3割は達していないものの、クラシックを好走するディープボンドや、のちにG1馬となるアカイイトがいる世代であり、デビュー戦を見て産地で「おや?」となるものがあったのかもしれません。

一応押さえておくと、

クイーンズウォーク

ライトバック

ジャスティンミラノ

サンライズジパング

などが該当します。

特に牡馬は今までのキズナ産駒とは違った感じの馬もいる印象を受けましたが、もしかしたら関係あるのかもしれません。

 

 

僕の今年の桜花賞の本命馬は③イフェイオンです。

阪神JF組が強くて、逆転の1発があるならこの娘かなと思っています。

エピファ産駒ですしね。

フェアリーSで外から勝ちに動いて、急カーブ急坂を加速ラップでまとめ上げる芸当は非凡なものではないと評価しています。

西村Jもかなり評価しているみたいですし。

不安点は同日の未勝利戦よりもタイムが遅いことと、本番で早いペースでの追走を強いられた時に頑張れるかというところですかね。

や、やっぱり阪神JF組にしようかな。

阪神JF2着のステレンボッシュもエピファ産駒なんですよね。

 

 

最後に、これは過去5年間の桜花賞の勝ち馬です。

みんな超超超名牝です。

桜花賞は展開とか、トラックバイアスとか関係なく、強い馬をそのまま買えば勝てる訳です。

簡単なレースです。

でもみんながみんな1番人気ではありません。

やってみないと本物かどうかわからないものです。

 

春になって、生活環境が変わった人も多いかなと思います。

社会人になった人、社会人じゃなくなった人、就活が始まる人、大学生になった人、は見てないか。

色々やってみたらいいと思いますよ。

意外と三冠馬級の才能があるかもしれません。

責任は取りませんが。

 

あなたの人生に桜咲くことを願って。

 

おしまい