「今年のクラシックはエピファとキズナだ!」
競馬って難しいよな。
買い方が下手なだけか?
今週は皐月賞です。
張り切っていきましょう。
今回の予想の起点はシンエンペラーです。
今回出走するメンバーの半数と直接対決をしています。
しかも、どのレースも右回り2000mでペースが流れたレースで直結しそう。
ということで、シンエンペラーに勝てそうな子は誰かという観点で予想しました。
ペースや展開、馬場も今回は一旦無視します。
ぶっちゃけ半数ぐらいの馬が半年後には重賞戦線から姿を消します。
適正にマッチする馬よりも、能力がある総合力が高い馬を狙っていきます。
さぁ、本命馬と相手に買う馬4頭を紹介します。
まず相手に買う馬から。
1頭目はレガレイラ。
G1馬ですし、ホープフルSのレコードホルダーでもあります。
彼女のストロングポイントは適当にYouTubeで調べてください。
不安点を挙げておくと、この馬スタートがあまり上手ではありません。ホープフルSでもゲートを出て内側に思いっきりよれています。この時はゲートとゲートのつなぎ目が内側にあり、スペースがあったから接触はなかったものの、他の馬番であれば他馬と接触していた可能性があります。
久々の競馬で出遅れる可能性が結構あるかなと思い、本命にはできなかった感じです。
鞍上がなかなか発表されなかったことは、そこまで気にはなりません。北村Jにも早い段階から話をつけていたと思いますし、1週前追いで調教にのっていますからね。ルメールJであるという加点がなくなっただけで、この娘自身にケチがつくものではありません。
2頭目はアーバンシック。
血統表を見ていただけたらわかる通り、ほぼレガレイラです。
レガレイラを評価した以上、買わざるを得なくなった感じです。
この子は百日草特別でのパフォーマンスが良かったと思っています。
後半4Fを加速ラップで進んだ後傾ラップのレースを最後方から差し切っています。
感覚的なものになりますが、スケールを感じて追い続けましたが・・こんなに人気すると思ってなかったですね・・・。
あと武史が選んだというのも大きいです。
アーバンシックは前哨戦を使わず、直行ローテで皐月賞に行くと京成杯後に発表していました。その後、弥生賞が終わり皐月賞での乗り馬を各陣営が続々発表した中、アーバンシック陣営はスプリングSが終わってから武史で行くと発表しました。武史は他にもルカランフィーストがいましたからね。気性がまだ幼いこの馬に継続騎乗してくれるのはでかい。
ただ、3月末に入厩した時放馬しており、左腕が腫れたところまでいったそう。
ちょっと心配です。
「買って応援したい」ではなく、強い馬だと思っているから買いたいと思っています。
ホープフルSと共同通信杯では不利があり、見直せる内容。権利を勝ち獲った若葉Sではかなり余力があるように見えます。
今の中山競馬場は直線はまだまだ綺麗な内有利。一方コーナーは内が荒れているため外有利になっていると考えています。
2024年 ニュージーランドトロフィー(GⅡ) | エコロブルーム | JRA公式 - YouTube
先週のレースですがコーナーでは芝の塊が飛び散り、直線はラチ沿いも綺麗な色をしています。
つまり荒れた馬場を苦にしない馬は、他馬が外に回すコーナーをロスなく周り、直線では綺麗な内側をそのまま走れるわけです。ミスタージーティーは荒れた馬場を苦にしないドゥラメンテ産駒。ペースが流れて外差しが決まる中、内から指すことができるのはこの子だと思っています。
今年も様々な路線から勝ち上がった馬が揃いましたが、一番メンバーレベルが高かったのが共同通信杯だと思っています。
超スローになったため上がり勝負になったわけですが、逆に言えば上がり勝負で0.2秒差つけて勝ったということであり、能力の証だと思っています。
そもそもエフフォーリアなんかも始まる前はスロー専用機なんて言われていました。ハイペースの経験がないのはキャリアが浅いからであり、去年なんかはスロー経験しかない馬が123でしたからね。「ハイペースだったし、同じ重馬場だったから本番につながる!」と言われていたスプリングS組はみんな飛びました。
あと、キズナです。
本命馬を紹介する前に、データを少々。
皐月賞は重賞勝利実績がある馬が好走しやすいです。
馬券の軸には重賞馬かもしれません。
閑話休題。
そうです。エピファです。
きさらぎ賞ではメンバーに対してしょっぱい勝利にも思えますが、大外をぶん回した乱暴なレース運びで勝ち切ったことを評価しています。
あと、ムルザバエフJが乗るというのもいいと思っています。
外国人Jが短期免許を取るには条件があります。長いし複雑なので省略しますが、来年にも短期免許を取るためには今週までに日本のG1で2勝する必要がありました。詳しくは調べてみてくださいね。
で、僕はムルザバエフは今回、拘って世界中で騎乗しているドゥラエレーデ(フェブラリーS)と、新馬戦の時に跨ったビザンチンドリーム(皐月賞)で取るつもりだったのではないかと思っています。ちなみにムルザバエフJの来日は、フェブラリーSの週から皐月賞がある今週までとなっています。
ここからは推測の話になります。
ビザンチンドリームはノーザンファームの生産馬なのにもかかわらず、吉田和美さんが馬主となっています。この点に違和感を覚えます。吉田和美さんはあの天下のノーザンファームの代表吉田勝己さんの奥様です。つまりノーザンファームの身内です。よって、ノーザンファームの有力馬は自分たちのサンデーやシルク等のクラブ所有馬として育成され、そのほかはセレクトセールによってセリにかけられます。吉田和美名義の過去の馬を見ても、キンシャサノキセキやモーリス等のG1馬が複数いますが、その中にノーザンファーム生産馬は1頭もいません。「この馬ええやん。私の馬にしちゃお。」ということがないということだと思っています。
でもビザンチンドリームはノーザンファームの生産馬なのにもかかわらず吉田和美さん名義となっています。これは、ビザンチンドリームは訳ありの馬だったのではないかと推測しています。言葉を選ばずにいうと、競争馬として売り物にならなかったから引き取ったということです。
例えば、小さかったり細かったりで見栄えが良くなかったり、病気や怪我を持っていたのかもしれません。クラブ馬にすれば評判が下がりかねず、セレクトセールでも売れない、だから買い取られたのではないでしょうか。
でもビザンチンドリームは新馬戦を圧勝し、のちにG1を勝つサトノダイヤモンドよりも早いタイムできさらぎ賞を勝ちました。これは、若い時からガンガン成長するエピファネイア産駒の特徴がでた結果だと思っています。
エフフォーリアやデアリングタクトのように幼い頃から成長できた。だから競走馬として出遅れても、クラシックに出走するようになるまでまくることができたと考えることができます。そして、もしそうだった場合、ビザンチンドリームの成長曲線は今がピークである可能性が高く、競争馬としてすでに完成していてもおかしくはありません。
ビザンチンドリームの幼駒のころの記事とか探していたのですが、見つけることができませんでした。本当のことは当事者の間でしかわかりません。あくまで私の妄想です。悪しからず。
「皐月賞は1番早い馬が勝つ」と言われていますが、ビザンチンドリームは皐月賞に出走する中で、1番早い馬です。
生まれるのが笑。
私は賭けます。貯金と生活を削って。
馬は走ります。斤量と想いを背負って。
おしまい